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キャッシュバックサイトTariTali(タリタリ)のデメリットを本音で語る

FXの基礎

海外FXでキャッシュバックサイトを利用すると得をするって聞いたけど、本当かな?

みなさんは「キャッシュバックサイト」をご存じですか?

キャッシュバックサイトにはメリットもありますが、あまり知られていない大きなデメリットも存在するので僕は推奨していません

この記事ではキャッシュバックサイトの特徴と注意点を解説していきます。

キャッシュバックサイトのTariTali(タリタリ)とは

海外FXキャッシュバック口座開設ならTariTali(タリタリ)

海外FXではTariTali(タリタリ)というキャッシュバックサイトが一番有名です。

キャッシュバックサイトとは、特定のサイトを経由して海外FX口座を開設することで、取引1回ごとに手数料の一部を受け取れるようになるサービスのことを言います

つまりTariTali経由で海外FX業者に登録すれば、お得な手数料で取引できるよということですね。

取引1回ごとにキャッシュバックがあるということは、実質スプレッドが狭くなるのと同じですね。

海外FXのキャッシュバックサイトはいくつかありますが、利用するならTariTali一択です。

その理由はこちら

  1. キャッシュバック率が高い
  2. 多くのFX業者に対応
  3. 多くの出金実績がある

ではTariTali経由の口座の場合、どれくらいキャッシュバックされるかを見てみましょう。

TariTali(タリタリ)のキャッシュバック率

FX業者 口座タイプ キャッシュバック
(10万通過ごと)
XM スタンダード 9ドル
ZERO 4.5ドル
GemForex オールインワン 0.8pips
ノースプレッド 0.08pips
TitanFX スタンダード 4.25ドル
ブレード 1.275ドル
HotForex プレミアム 0.72pips
Zero 0.27pips
AXIORY スタンダード 4.25ドル
ナノスプレッド 1.7ドル
FxPro スタンダード 8.5ドル
MyFXMarkets スタンダード 0.51pips
プロ 1.7ドル
TTCM クラシック 4ドル
VIP 0.4ドル
Tradeview スタンダード 8.5ドル
ECN 2.125ドル
BigBoss スタンダード 0.56pips
プロスプレッド 4ドル
LANDFX Live 0.425pips
ECN 0.085pips

タリタリでは上記11社のキャッシュバックに対応しています。

キャッシュバック率は非常に高く、例えばXMのスタンダード口座だと1ロット(10万通貨)の取引1回あたり9ドルのキャッシュバックです

1ロットで9ドル還元ということは0.9pips分の利益ということになりますので、実質0.9pipsのスプレッドが狭くなると考えることができます

XMのスタンダード口座のドル円スプレッドは1.7pipsですので、タリタリを利用すると0.8pipsになるということですね。

取引すればするほど現金がキャッシュバックされる仕組みですので、一見すばらしいシステムのように見えますが、大きな落とし穴があるのです。

それを次項で詳しく解説していきます。

キャッシュバックサイト経由の口座はボーナス適用外

海外FXの最大のメリットの1つに入金ボーナス制度があります。

これは入金額が2倍~3倍になって口座に反映されるシステムで、例えば30万円入金すれば60万円が口座に反映されるので丸々30万円分を得しているようなものです。

しかしキャッシュバックサイト経由で海外FX口座を開設した場合、この入金ボーナスが多くのFX業者で適用外となってしまいます

トレーダーにとって入金ボーナスが無くなるのは相当な痛手です

そもそもみなさんが国内よりもスプレッドの広い海外FXをわざわざ選んだ理由は、

  • 豪華な入金ボーナス
  • 追証がないこと
  • ハイレバレッジ

の3点だったはずです。

このうち最大のメリットである入金ボーナスが受けられなくなる時点で、少額のキャッシュバックを受けとっても結局損をすることが多いのです。

特に初心者トレーダーほどキャッシュバックより入金ボーナスを優先しましょう

どんな人にキャッシュバックサイトがおすすめ?

重要なのは「キャッシュバックサイト利用と入金ボーナスの恩恵ではどちらが得をするのか」です。

ではまず入金ボーナスの仕様を見てみましょう。

  • ボーナス分は取引の証拠金として使える
  • ボーナス分を出金することはできない
  • 損失は入金したリアルマネーのほうから減っていく
  • 利益を出金するとボーナスは消滅する

上記のルールから考えると、入金ボーナスというのはトレードで勝ち続けた場合はボーナスを使う機会はありません。

つまり入金ボーナスとは最終的に負ける中級者未満のトレーダーに大きな効果があるのです

年間でプラスになる上級者トレーダーはボーナスを利用する機会が無いので、キャッシュバックサイトを利用したほうがお得となります。

入金ボーナスとキャッシュバックの優位性をシミュレーション

ではボーナスとキャッシュバック、結局どちらがお得なのか実際にシミュレーションをしてみます

以下の条件でトレードしたと仮定してみましょう。

  • 利用業者:XM
  • 入金額:30万円
  • 入金ボーナス:100%
  • キャッシュバック率:9ドル/1Lot
  • 1Lotのポジションで取引を60回行い、最終的に30万円負ける

30万円を入金した場合、ボーナスが受け取れる口座の場合は口座残高が60万円スタートとなります。

キャッシュバック口座の場合は30万円スタートですが、1Lotの取引1回ごとに9ドルを受け取れます。

初心者トレーダーは1ポジションあたり平均して5pips負けるという統計を見たことがあります。

 

つまり1Lotのポジション1回あたり約5,000円負ける計算なので、60回トレードして30万円負ける条件にしました。

取引60回後はボーナス口座は残り30万円となりますが、キャッシュバック口座は残高が0円となり9ドル60=540ドル(約6万円)がキャッシュバックされます。

つまりボーナス口座のほうが24万円も多く残高が残っているのです

キャッシュバックと聞くと「凄い!美味しい!」と思うかもしれませんが、入金ボーナスの恩恵を受けられないほうが圧倒的にデメリットが大きいのです。

FXでは8割のトレーダーが負けると言われていますので、ほとんどの人はキャッシュバックサイトを利用しないほうがいいことになりますね。

勝てる上級者トレーダーはTariTaliを利用する!
負ける可能性が高い中級者未満のトレーダーはTariTaliは利用しない!

ボーナスの恩恵が強いFX業者

FX業者 口座開設ボーナス 入金ボーナス
is6com 2万円~10万円 100~200%
GemForex 2万円 100%
XM 3,000円 30~100%
FXGT 最大1万円 30~150%

口座開設ボーナスや入金ボーナスの恩恵が強いFX業者をまとめました。

これらのFX業者を利用する場合、キャッシュバックサイトを利用するよりはボーナスの恩益を素直に受けたほうが得である可能性が高いです。

これらのFX業者はボーナスキャンペーンの恩恵が強いので、キャッシュバックサイト経由では登録しないほうがお得になる場合が多いです

口座開設ボーナスがある時点で登録して損は一切ないので全て登録しておくことをおすすめします。

【海外FX】口座開設ボーナスと入金ボーナスのキャンペーン比較
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まとめ

  • キャッシュバックサイトを利用するならTariTali
  • 勝てるトレーダーはTariTaliを利用してよい
  • 負けるトレーダーはTariTaliは利用しないほうがいい

キャッシュバックサイトで得をするか損をするかは人によって変わります。

初心者のうちは口座開設ボーナスや入金ボーナスの恩恵のほうが確実に強いので、TariTaliの利用はやめておきましょう。

年間で勝てる上級者トレーダーになってからTariTaliを検討してみては如何でしょうか。

TariTali
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