最近「MT4でスワップポイントの調べ方を教えて欲しい」という要望を頂きました。
MT5ではスワップポイントの計算方法が2種類あるため、計算のやり方が分からないのも納得です。
この記事ではMT4・MT5のアプリとPC版の両方でスワップを実際に計算する手順を2パターン解説していますので、是非参考にしてみてください^^
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MT4のスワップ表示方法
アプリの表示方法
MT5アプリで通貨ペア一覧を開き、スワップを調べたい通貨をタップして「詳細」を選択します。
するとその通貨ペアの詳細ページが表示され、そこにスワップが記載されています。
スワップタイプは「ポイント」と「パーセント表示」の2種類があり、この2つはスワップの計算方法が異なります。
基本的に海外FX業者ではポイントタイプ、国内FX業者ではパーセントタイプであることが多いです。
PC版の表示方法
PC版のMT4では調べたい通貨ペアで右クリック⇒「仕様」を選択しましょう。
するとその通貨の詳細情報が表示され、下のほうにスクロールするとスワップタイプと買い売りのスワップが記載されています。
では次に計算方法を学んでいきましょう^^
MT4・MT5のスワップ計算方法
ポイントタイプの場合
【スワップ計算式】
契約サイズ × 取引ロット数 × 最小価格変動値 × スワップポイント
で算出することができます。
最小価格変動値は価格の小数点第何位まで表示されているかという意味です
上図のようにUSDJPYが105.653と表示されていれば小数点3桁なので0.001
AUDUSDが0.67832と表示されていれば5桁なので0.00001で計算します。
では実際の例を見ながら計算してみましょう。
上図は海外FX業者のXMにおける米ドル円のスワップです。
仮にドル円(USD/JPY)を1万通貨でロングを入れるなら計算式は
100,000 × 0.1 × 0.001 × 4.73 = 47.3(円)
となりますので1日47円を受け取ることができるということですね。
ショートの場合は同様に計算すると1日-105円の支払いとなります。
算出したスワップポイントはUSDJPYのように円建て通貨なら円で算出され、AUDUSDのようにドル建て通貨だとドルで算出されます。
つまりドル建て通貨でスワップ0.4(ドル)と算出された場合、ここから円に換算する為にドル円の価格を掛ける必要があります。
パーセント表示タイプの場合
【スワップ計算式】
取引数量 × スワップ(%) × 価格レート ÷ 360
で算出することができます。
パーセント表示タイプのスワップは年率表示されていますので、最後に360で割ることで1日のスワップが計算できます(なぜか1年360日計算)
では実際に計算してみましょう。
ドル円が110円の時、米ドル円を1万通貨でロングした場合の1日のスワップポイントは
10,000 × 2.35 × 0.01 × 110 ÷ 360 = 71.8(円)となります。
ショートの場合は同様に計算すると1日-87円の支払いとなりますね。
海外FXだとGemforexのスワップが優秀
海外FX業者は基本的にあまりスワップポイントが良くありません。
しかしGemForexだけは比較的スワップが良い傾向にあります。
ドル1万通貨のスワップで比較してみましょう。
米ドル円10,000通貨のスワップポイント | ||
業者名 | ロング | ショート |
XM | +47円 | -106円 |
iFOREX | +39円 | -77円 |
is6com | +5円 | -35円 |
GemForex | +21円 | +29円 |
GemForexは多くの通貨でスワップ比率が優秀で、ドル円のようにロングもショートも両方プラススワップの通貨があります。
デイトレやスイングトレードをしている人にとってスワップはかなり損益に影響を及ぼしますよね。
GemForexならスプレッドも狭いですし、スワップも気にせずスイングトレードができます。
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