ノックアウトオプションはIG証券が提供しているサービスのことで、海外FXと同等の資金効率で追証が無く、かつ税率まで低いことが話題となっています。
結論から言いますと、国内業者で取引するならノックアウトオプション一択です。
この記事ではノックアウト・オプションについて初心者でも必ずわかるよう詳しく解説していきますので是非最後まで読んでみてください^^
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ノックアウト・オプションとは
- 資金効率が海外FX業者レベル
- 損切り設定が絶対に滑らない
- 追証なし
- スプレッドが海外FXより狭い
- 取引銘柄160種類以上!
- 税率はたったの20%
まずノックアウト・オプションのメリットをまとめてみました。
特に海外FXと同じレベルの資金効率で追証は無く、税率も20%であることが人気の理由です。
国内FXと海外FXの良いとこ取りをしたような業者ですね!
ではここからはKOオプションのメリットを1つずつ詳しく解説していきますね。
ノックアウト・オプションのメリット
①:高い資金効率で1/1000以下の資金でポジションが持てる
基本的に国内FX業者はレバレッジが最大25倍までという規則があります。
しかしKOオプションは海外FXと同じレベルの資金効率でトレードが可能ですので、少額資金で利益を出すことができます。
小さな資金で大きなポジションが持てるから、用意するお金が少なくて済むということですね!
各業者で同じポジションを持つのに必要な資金を比較してみました。
FX業者 | 米ドル円1万通貨に必要な資金 |
国内FX | 40,000円 |
iFOREX (レバレッジ400倍) |
2,500円 |
XM (レバレッジ888倍) |
1,130円 |
KOオプション | 1,000円 |
このように同じポジションでもKOオプションなら少ない資金でポジションを持つことができます。
たった1000円あれば1万ドル(1ロット)のポジションが持てる、この凄さはFXトレーダーなら分かるはずです。
高い資金効率で取引したいけど、海外FX業者を利用するのは不安だなぁ…と思っている人にこそ是非KOオプションを勧めたい!
取引してみると資金効率の良さがハンパじゃないです。
KOオプションの魅力を知ってしまうと、国内FXのレバレッジ25倍にはもう戻れなくなります
②:ノックアウト機能(損切り設定)が優秀
ノックアウトオプションでは取引の注文を出す際に必ずノックアウトレベルを設定します。
難しい用語のように思えますが、『ノックアウトレベル=損切りライン』と考えてOK。
FXでは初心者ほど損切りがうまくできない人が多い傾向にありますが、KOオプションでは必ず損切りラインを決めるので一気にロスカットされてしまう心配はありません。
さらに損切りされた場合に何円負けてしまうのかが表示されていますので、初心者でも資金管理が非常にやりやすいのです。
このノックアウトレベルは一度注文を出すと変更できないので注意が必要です。
③:スリッページが絶対起こらない!
これがノックアウトオプションの凄いところです。
ノックアウトオプションでは損切りラインに掛かってポジションが強制的に決済される時、絶対にスリッページが起こりません。
例えば米ドル100円のときに99円で損切りする設定にした場合、もし急激な暴落がきても必ず99円の価格で損切りが発動するのです。
つまり最初に損切り設定をした価格以上に負けることは絶対にないということですね。
このおかげでノックアウトオプションには追証が無く、口座残高がマイナス(借金)になることが絶対ありません。
他の国内FXでは追証があるので、相場が暴落した時などに借金を背負う可能性があります。
資産がマイナスにならないノックアウトオプションは初心者にも優しい設計と言えますね。
④:スプレッドが海外FXより狭い
KOオプション | DMM FX | XM | |
USD/JPY | 0.6pips | 0.3pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 0.5pips | 2.5pips |
EUR/USD | 0.6pips | 0.4pips | 1.7pips |
AUD/JPY | 1.3pips | 0.7pips | 3.4pips |
AUD/USD | 0.9pips | 0.9pips | 2.0pips |
GBP/JPY | 2.5pips | 1.0pips | 3.7pips |
GBP/USD | 1.5pips | 1.0pips | 2.3pips |
スプレッドは『国内FX > KOオプション > 海外FX』なので海外FXよりも狭く設定されています。
KOオプションではないIG証券の普通のFXのほうならドル円のスプも0.3pipsですし、国内業者並みのスプレッドでトレードが可能です。
KOオプションは追証無しを実現する為に少しだけスプレッドを広げているということですね。
実際に最近ではスプレッドの広い海外FXからノックアウトオプションに移行する人が増えています。
⑤:取引銘柄は160種類!
KOオプションは以前まで、計33種の銘柄しか取引することができないことがネックでした。
しかし現在は通貨ペア101種、株価指数42種、商品32種の合計160種となっています。
これは海外FX業者と比較してもかなり多いほうで、かなりマイナーな銘柄や大人気のCFD商品も揃っています。
参考までに、海外FXの最大手であるXMですら取り扱い銘柄数は108種です。
銘柄数160種がどれほど優秀な数字かが分かりますね。
日本人が大好きな日経・ダウ・ゴールド・原油・天然ガスなど様々な銘柄で取引が可能です。
また、VIX指数が国内で取引できるのはIG証券とGMOの2社しかありません。
ノックアウトオプションで取引銘柄に困ることはまず無いでしょう。
⑥:利益にかかる税率がたったの20.315%
国内FXと海外FXの最も大きな違いは利益にかかる税率で、国内FXでは申告分離課税、海外FXでは総合課税が適用されています。
海外FXでは得た利益によって税率が変化し、基本的に国内FXの20.315%よりも重い税率を掛けられることが多いです。
税金に関しては国内業者のほうが有利ということです。
ノックアウトオプションはもちろん国内業者ですので、税率は20.315%です。
利益を出しても納める税金が安いので、海外FXよりも手元にお金が残りやすいというわけですね!
⑦:キャンペーン制度あり
IG証券では取引量に応じて現金が貰えるキャンペーンを頻繁に実施しています。
そしてキャッシュバック率は取引量によって変わります。
上図は実際の僕の取引履歴ですが、4月の取引量に応じて15967円が振り込まれていますね。
KOオプションは資金効率が高いので大きなポジションを持ちやすく、キャッシュバックで数万円~数十万円貰うのが比較的簡単です。
ノックアウト・オプションのデメリット
①:指値でエントリーができない
KOオプションでは指値でエントリーができません。
利確・損切りは設定することができますが、エントリー時は現在レートで即注文を出すことになります。
エントリーポイントまでレートが近づいてきた時はチャートに張り付いておかなければなりませんのが辛いところですね。
KOオプションの指値注文機能はいずれ実装される予定のようです。必須の機能ですし、必ずそのうち使えるようになるので心配しなくて大丈夫でしょう^^
②:一度設定したノックアウトレベルは変更できない
個人的にはKOオプションで一番痛いデメリットはこれで、最初に設定した損切りラインを後から変更したり消したりすることができません。
KOオプションは注文を出す際に「最大の損失はいくらになるか」というのを設定し、その最大損失分がそのまま必要資金となります。
例えば「最大で5000円負ける注文」を出した後に損切りラインを変更してしまうと、最大損失額が変わってしまいます。
最初に最大損失額を決めることで高い資金効率を実現しているから、途中で損切りラインは変更できませんよということですね
なので注文の際はノックアウトレベルは慎重に決めるようにしましょう!
③:専門用語が多く、慣れが必要
ノックアウトオプションはオプション取引の一種なので、基本的に取引のやり方自体はFXと似ていますが用語が異なります。
一部オリジナルの用語を使っているので最初は理解しづらいかもしれません。
- 資金効率 = 高ければ高いほど少ない資金でポジションを保有できる。
- ノックアウトレベル = 損切りラインのこと
- ノックアウトプレミアム = スリッページ回避の手数料
- ブル = ロングの注文
- ベア = ショートの注文
④:MT4が使えない
海外FXを利用しているトレーダーは、全員MT4という専用ツールを使用しているかと思います。
しかしノックアウトオプションは独自のトレードツールが用意されており、MT4は使えません。
MT4に慣れているトレーダーからすると最初は少し操作に戸惑うかもしれませんので、不安な人はまずデモ口座から始めてみましょう^^
口座開設方法
口座開設は登録⇒郵送ハガキ受け取り⇒口座の有効化の3ステップで完了します。
口座開設自体は3~5分で終わりますのでサクっと済ませてしまいましょう^^
まずは公式サイトの飛び、「口座開設はこちら」をクリックしましょう。
氏名・住所・アドレスなどを入力していきます。
年収や投資経験は正直に答えましょう。
次に本人確認書類の提出です。
マイナンバーカード(通知カード)と運転免許証などの顔が分かる証明書の写真を撮って画像をアップロードしましょう。
これで口座開設の申請はおわりです。
郵送ハガキが届く
口座開設が終わると3日ほどで住所宛てに開設完了の通知ハガキが送られてきます。
このハガキの中に、ログインに必要な「ベストレシーバー番号」や入金用の振込先口座が記載されています。
ハガキが届いて数日後に見知らぬ番号から電話が掛かってきますが、それはIG証券のサポセンです。
「分からないこと・困ったことがあれば何でも聞いてください」とわざわざ電話をしてきてくれますので、何かあったら遠慮なくサポセンに質問しましょう!
口座を有効化する
郵送ハガキが届いたらマイページにログインしましょう。
口座を「有効化する」をクリックし、郵送ハガキに書かれてある「ベストレシーバー番号」を入力すれば有効化は完了です。
これでノックアウトオプションで取引ができるようになります^^
ノックアウトオプションの感想
今までFXは国内を使うか海外を使うかで意見が分かれていました。
それは国内と海外それぞれにメリットとデメリットがあるからです。
国内FXと海外FXの違い | |||
KOオプション | 国内FX | 海外FX | |
資金効率 | 約1/1000 | 1/25 | 平均1/800 |
追証 | なし | あり | なし |
スプレッド | やや狭い | 狭い | 広い |
税率 | 20% | 20% | 最大55% |
国内FXはレバレッジが低く大きな資金を用意する必要があり、追証もあるので借金リスクがあります。
海外FXはハイレバ可能で追証もありませんが、スプレッドが広く税率が高いです。
しかし少額資金で大きなポジションが持てて、かつ借金リスクもなく税率も安いのがノックアウトオプションです。
国内と海外のメリットを合わせ持った業者ですね
僕は今までは追証のない海外FX推しでした。
しかし追証なしで海外よりスプレッドも狭いことを知り、ノックアウトオプションをメイン口座にしてトレードしています。
口座開設者が急増しているので、これからどんどんユーザーが増えていきそうですね。
ノックアウトオプションの評判・口コミ
ノックアウトオプションうまく使えば自動損切りトレードという最強のオプション。
— チョコボ先輩🐥☠️ (@bushidoushoshin) 2018年10月22日
ノックアウトオプションはノックアウトレベルを後から変えれないので、伸びたときに利確指値置いて離席とかできないのがつらい(間違ってたらスミマセン)
— じっと💸 (@jitbtcfx) 2018年10月30日
仮想通貨、動きなく全く面白くないのでIG証券のノックアウト・オプションでポンド触ってるけど、
全然こっちの方がいいね✨
何年経っても不具合だらけでまともにならない仮想通貨のレバレッジ取引より、全然安心。
損失額も購入額限定だから、大きく値が滑って損失額が増す事もないから安全 pic.twitter.com/ZUZxvdrmlf— Obyte(Byteball) Cafe (@Obyte_Cafe) 2019年3月13日
利用者の口コミをまとめると、「システムは普通のFXと変わらないし、スベらない損切り設定がある分安心感は強い」といった感じですね。
あとは自分の肌に合うかどうかは使ってみて判断するといいと思います^^
IG証券ノックアウトオプションまとめ
もちろんデメリットもありますが、それ以上にメリットが多いので是非ノックアウトオプションに挑戦してみては如何でしょうか。
口座開設はたった3分で終わりますし、口座を持っておくだけでも損はありません。
160種類もの銘柄がありますので正直KOオプションの口座1つあればFXは充分です。
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