FXと言えば金や原油などの商品CFD銘柄も多くのトレーダーから人気がありますよね。
特に商品CFD銘柄はスプレッドが為替よりも広く、間違った業者で取引していると大損してしまう可能性があるので注意が必要です。
この記事では海外FX業者の商品CFD銘柄のスプレッドを比較し、どのFX業者で取引したほうが良いのかを解説していきます。
金や原油などの特徴・性質についても解説していますので是非さいごまで読んでいってくださいね^^
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CFD取引とは
CFD取引とはContract For Differenceの略で、1つの口座で世界中の資産に投資ができる差金決済取引のことを指します。
差金決済取引と言っても仕組みはFXと全く同じで、金融商品にレバレッジをかけて小さな証拠金で大きな取引が可能です。
CFD銘柄は以下の種類の金融商品の取引が可能です。
- 商品(金・原油・天然ガスなど)
- 株価指数(日経225・NYダウなど)
- 株式(Amazon株・Apple株など)
CFD銘柄の最大の特徴はボラティリティ
これは金の週足チャートですが、かなり激しく乱高下しているのが分かるかと思います。
CFD銘柄は為替の通貨ペアとは異なる独特な特徴や大きなボラティリティ(値動きの激しさ)があり、非常に危険な銘柄でもあります。
でもボラティリティが大きいからこそ魅力的でもある。
一発勝負のハイレバトレーダーには特に人気が高いです。
CFD銘柄の代表格と言えば金とWTI原油の2つで、この2種を取引しているトレーダーは多いです。
またCFD銘柄の価格は世界的な金融情勢と密接に関係しており、世界経済のニュース1つで大きく動くことも珍しくありません。
CFDはハイリスクハイリターンな銘柄が多いので、大きく稼ぎたいトレーダーにはおすすめです。
金・原油・天然ガスのスプレッド比較
FX業者 | GOLD | WTI原油 | 天然ガス |
XM | 4.0 | 0.5 | 4.1 |
iFOREX | 3.5 | 0.2 | 0.18 |
GemForex | 2.1 | – | – |
HotForex | 1.9 | 0.4 | 2.0 |
IG証券 (KOオプション) |
3.0 | 0.28 | 0.3 |
TitanFX | 1.2 | 0.69 | – |
AXIORY | 2.1 | 0.4 | 1.0 |
【※単位はpips】
CFD商品は業者ごとのスプレッドにかなりの差があり、取引すべき業者がはっきりと決まっています。
また、GOLDはほぼ全てのFX業者で取引可能ですが、原油や天然ガスなどは業者によってが取り扱いがありません。
- GOLDの取引 … TitanFX
- 原油の取引 … iForex
- 天然ガス取引 … iForex
ゴールド(GOLD)の特徴とチャート分析
商品CFDの王様とも言われるのが金(ゴールド)です。
GOLDはその美しい外観から独自性のある資産価値を持ち、リスクヘッジの対象として世界中の富裕層から愛され、投資され続けています。
国が金融危機に陥りFIAT(法定通貨)が暴落すると予想された場合は、資産の退避先としてまずGOLDが選択される傾向があります。
GOLDは世界中で価値があるものとして認められており、下落する自国の通貨よりは安全資産と見なされているのです。
特にGOLDは世界経済の中心であるアメリカの米ドルと深い逆相関の関係にあり、ドル安になるとGOLDが上がり、ドル高になるとGOLDは下がる傾向にあります。
下図で米ドル円とGOLDの週足チャートを重ねてみました。
見事なまでの逆相関ですね。
このようにGOLDの価格推移は米ドルの真逆となるので、米ドルのチャート分析をすれば自然とGOLDの予測できるようになるわけです。
米ドルは2015年から長期下降トレンドに入っており、コロナショックも相まってGOLDは2020年以降で最高値を狙う相場になると予想しています。
GOLDを取引するならスプレッドが狭いTitanFXもしくはGemForexがおすすめです。
原油(WTIOIL)の特徴とチャート分析
WTI原油はエネルギーCFDの中で最も人気の高い銘柄で、世界中で利用されている主要なエネルギー源であり、世界経済の景気と強く相関しています。
好景気では原油の需要も上がり価格も高騰しますが、逆に景気が悪化すると供給が需要を上回り原油の価格は下落する傾向にあります。
原油チャートを見てもリーマンショックが起きた2008年には原油の価格も大暴落していますね。
原油の長期的な価格推移は世界的な景気と一緒に考察すればいいんだね。
原油はボラティリティが大きくスプレッドも拾いので、スキャルピングよりはファンダメンタル重視で低レバトレードすることをおすすめします。
実際にGOLDよりもテクニカル分析が効きにくい(ヒゲでラインを簡単にぶち破ってくる)ので、かなり腕に自信がある人以外は原油のスキャルピングは控えましょう。
2020年3月にコロナ大流行による原油の暴落が起き、4月20日に原油の価格が0を突き抜けてマイナス価格になるという衝撃の事件が起きました。
これは世界的恐慌により原油の需要が無くなり、原油国の貯蔵庫が限界を迎え「お金を払うから原油を貰ってくれ」という前代未聞の状態に陥ったのです。
原油価格は0となっていますが実際はマイナス価格まで落ち、原油のロングポジションを持っていたトレーダーはほぼ全員ロスカット、借金を背負う者まで現れました。
CFD商品では需要供給バランスが崩壊すると価格も同時に崩壊してしまい、とんでもない大暴落を引き起こす可能性があることを覚えておきましょう。
天然ガス(NGAS)の特徴とチャート分析
天然ガスは僕が知る限り最もハイボラティリティかつリスキーな銘柄で、週足チャートを見てみても上昇下落ともにかなり急角度なのが分かるかと思います。
それ故に爆益を狙うハイレバトレーダーから高い人気を誇ります。
天然ガスは1日で数百pips動くことも稀ではありません。
ポンド円を超える最恐にして最凶のリスキー銘柄!
そして天然ガスの値動きはかなり読みづらく、チャート分析も困難を極めるのです。
天然ガスのチャートは基本的に一方通行で、一気に突き抜ける突破力があるので順張りで乗れた場合に大きな利益を得ることができます。
そして逆張りナンピンはかなり危険なので絶対にやめておきましょう。
天然ガスのトレードをするなら絶対にiFOREX一択です。理由はスプレッド比較表で説明していますのでもうお分かりですね。
株価指数のスプレッド比較
FX業者 | 日経225 | 米国30 | S&P500 |
XM | 1.2pips | 0.42pips | 0.7pips |
GemForex | 0.70 | – | 0.70 |
TitanFX | 0.82 | 0.22 | 0.74 |
iFOREX | 0.63 | 0.20 | 0.40 |
Tradview | 0.80 | 0.30 | 0.70 |
KOオプション | 0.70 | 0.38 | 0.60 |
AXIORY | 0.90 | 0.50 | 0.80 |
HotForex | 0.90 | 0.34 | 0.20 |
LANDFX | – | 0.60 | 0.60 |
株価指数とは株式市場全体の値動きを分かりやすく数値化したものです。
株価指数は各国の有名な株価を平均したものなので、指数が上昇している時は好景気で下降している時は不景気であると読み取ることができます。
日本の株価指数は日経225、アメリカはNYダウ平均株価(US30)となっており、FXにおいてもこれらはよく取引の対象となっています。
特に人気が高い日経やNYダウはiFOREXが最もスプレッドが狭かったです。
日経225の特徴とチャート分析
日経225は日本株式225種から算出された指数で、日本の経済統計として使われています。
チャートはここ数年はレンジ相場となっており、年に1回のペースで暴落していますね。
日経のチャートは日本の経済状況と連動して動きます
2020年のコロナショック以降は暴落の第2波が来る可能性もあり、あまり安心してロングが打てない状況が続くと予想されます。
オリンピックの有無なども経済に大きく影響しますので、日経をトレードする人は日本の経済状況を日々勉強してみるといいでしょう。
US30(NYダウ)の特徴とチャート分析
ダウは米株30種から算出された指数で、アメリカの経済統計として使われています。
今までダウのチャートは30年以上におよぶ上昇トレンドが続いていましたが、2020年のコロナショックにより約40%の大暴落を引き起こしました。
ダウは「落ちたらロング」が基本でしたが、コロナショック後はロングも怪しくなってきました。
アメリカの経済=世界経済とも考えられるので、ダウが大暴落している時は世界的に不景気となっていることが多いです。
ダウのトレードをするならアメリカ大統領のツイッターなどもチェックしておきましょう。(実際トランプ大統領の発言1つで大きく動くことがあります)
CFD取引ならiFOREXがおすすめ
「CFD取引ならiFOREX」と言われるほどiFOREXのスプレッドは狭く設定されています。
原油や天然ガス・日経やダウなどのスプレッドは海外FXの中でもトップレベルで狭く、CFD銘柄をトレードするするなら絶対にiFOREX一択です。
唯一GOLDだけはややスプが広いですが、その他はかなり狭いです
さらにiFOREXでは商品CFDだけでも15銘柄も取り扱いがあるため、CFD銘柄のトレードにおいて困ることはないでしょう。
【貴金属】
金・銀・銅・白金・パラジウム
【エネルギー】
WTI原油・ブレント原油・天然ガス・ガソリン・ヒーティングオイル
【穀物】
コーン・コーヒー・小麦・綿・砂糖
CFD銘柄まとめ
為替ばかり取引しているトレーダーが多いですが、ゴールドや原油・日経などのCFDにも絶好のエントリーポイントは存在します。
為替はボラが小さい時は退屈ですが、CFD銘柄は小ロットでも大きな利益が出るので攻め重視のトレーダーにはおすすめですので、まずはiFOREXでチャート分析から始めてみましょう。
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